離婚を決意した理由①

『離婚』の2文字が浮かんだとき
まず何を思いますか?

『離婚』=我慢が足りない
お金がないから離婚できない
子どもがいるから離婚できない

ワタシもそう思っていました。
特に不安症なワタシは『離婚』についてくる
世間の目、親の意見、子供の将来
そんなことばっかり考えて
離婚しない理由ばかり探していました。

夫のモラハラ、慣れない育児、コロナ禍
ストレスだらけの環境で
『ワタシが我慢すれば、、』
どんどん塞ぎ込んでいきました。

本来、明るく活発な性格だったので
かつての自分と現実のギャップに
どんどん自信をなくしていきました。

そんなワタシが『離婚』を真剣に考えだしたきっかけは
大きく2つあります。

今回は、そのひとつめ
DV相談センターに初めて電話した日のお話です。

離婚を決意したきっかけ①

DV相談センターに電話できなかった理由

夫がモラハラ男で、物を投げたり突き飛ばされることが
DVだと分かっていました。気づいていました。
友達には明るく愚痴って笑い飛ばし
友達にも言えないことは
LINEのオープンチャットやツイッターで発散。

でも本当は、すごく傷ついているし悩んでる
DV相談センターの存在も知ってる。
誰かに話を聞いてほしいし助けてほしい。

でも、誰にも言えなかった理由は

DVを受けている=大事にされていない自分を認めることだったからです。

周囲から可哀そうと思われるのも嫌だった。
イジメられる人=弱い人=自分は違う
そう思いたかったんですね。

初めての電話

その日も、前の晩、夫から暴力を受け
なんとか朝はやり過ごしましたが
今夜夫が帰ってきたら、
今度こそ病院送りにされるかもと思ったワタシは
その日、シェルターに入るしかないと
DVセンターに電話しました。
この時もまだ「離婚」とは思っていなく
そもそも「離婚なんてできるわけがない」と思っていたので
モラハラDVの支配って恐ろしいなと思います。

結局、話を聞いてもらうだけで
シェルターに入ることはしませんでした。
スタッフの人から警察だとか
そんな話をされて怖気づいてしまったんです。

夫に。
夫にバレたら殺されると。

警察沙汰にしようものなら、なにをされるか。
そうなったら、ワタシと子どもはどうなるの?と。
ワタシと子どもは誰が守ってくれるんですかと
ワンワン泣いたのを覚えています。
重症ですよね。
夫から逃げるのにも、夫の機嫌を考えてしまうんだから

DV相談センターのスタッフの一言

その時のスタッフの方の一言で目が覚めます。

「逃げるのに旦那さんの許可はいりませんよ。」
ハッとしたんです。
いままで「離婚なんて夫が許すわけない」
だからワタシはこのままモラハラ夫の前で
自分を殺しながら生きていくんだ。
この生き地獄みたいな日々が続くんだと思っていました。

自分が完全に夫に支配されていることに気づいた瞬間です。

だからと言って
すぐに離婚に踏み切れたわけではありません。

その後も、再構築のために話し合いを試みました。
暴力を受けた次の日は
DV相談センターに電話して話を聞いてもらう。
一度電話してみればハードルも下がり
何度も電話しました。

否定せず、あなたは悪くないと言い続けてくれました。
DV被害者=弱い人ではない
そこから抜け出そうとする人をサバイバー=強い人と言うんですよ。
こうして電話してくれたあなたもサバイバーですよ。

と言ってくれた、あの時のスタッフさん、ありがとうございました。

必ず最後は、ぐしゃぐしゃな顔で
「また電話してもいいですか。泣」
と電話を切ってました。

最後に

離婚を迷っている人に
離婚したい理由は様々です。
なにを持って離婚を決断するのか
基準がないだけに、ずっと悩んでるんだと思います。
でも、ひとつアドバイスするなら

『行動』すること。

離婚するしないに関わらず
一歩を踏み出すことで強くなれます。

ワタシの場合
LINEのオープンチャットで愚痴り始めました。
そこからツイッター
モラハラ夫 #旦那デスノート を検索
(#旦那デスノート はマジでおすすめ!
イッキにフォロワーが増えるよww)

そこには、モラハラに悩む仲間がたくさんいて
自分だけじゃないと励まされました。

DV相談センターに電話するって
ハードルが高い人も多いと思う。
モラハラ夫に監視されてたら電話もできないし
経済的DVで通話料が負担になる人もいるしね。

なので電話相談ができなくても
離婚するつもりなくても
今が辛いなら、いま楽になる方法を探してほしい。
そこからまた考えてみてもいいと思います!

そんな行動力ないって方は
気軽にコメントしてください。お話聞きます!

『リコカツ』方法は
今後、記事にしていきますので
また見に来て下さい!